漫画制作

商品説明を漫画にする|漫画に向く内容・向かない内容の見分け方(営業資料・パンフレット)

公開日

営業資料や商品ページに漫画を入れたいけれど、何を漫画にして、何は今まで通り文章や表で説明すればよいのか迷う——営業企画やマーケティングの担当者が、最初につまずきやすいところです。漫画にすれば何でも伝わりやすくなるわけではなく、向いている内容と、文章や表のほうが正確に伝わる内容があります。

結論から言うと、漫画に向くのは「困りごとから解決までの流れ」や「使っている場面」など、状況や感情が動く内容です。細かい仕様表・価格表・法的な説明のように、正確な数字や言葉が必要な内容は、今まで通り文章や表で説明したほうが読み手にも制作側にも確実です。漫画は資料の入り口として興味を持たせ、詳細は資料で確認してもらう——この役割分担が基本になります。

この記事では、商品・サービスの説明を漫画にするときに何を漫画にして何を漫画にしないか、説明漫画によくある流れ、漫画と文章・表の役割分担、掲載先別の形とページ数の目安、制作会社に渡す資料のリストまで、発注担当者の目線で整理しました。そもそも依頼前に何を決めるかから知りたい方は、先に企業で漫画制作を依頼するには?をご覧ください。

漫画にすると伝わりやすい内容

漫画が向いているのは、絵と時間の流れで伝わるものです。

  • 困りごとから解決までの流れ 担当者が抱える悩みから、サービスを使って変化するまでの流れは、文章の箇条書きより漫画のほうが状況が伝わります
  • 使っている場面 どんな人が、どんな場所で、どう使っているか。利用シーンをイメージしてもらいたいときに向いています
  • 複数の立場の違い 情報システム部門と経営層で悩みが違う、といった立場ごとの視点の違いも、登場人物を描き分けることで伝えやすくなります
  • サービスの世界観・雰囲気 ブランドの印象や世界観を伝えたいとき
  • 仕組みのイメージ 詳しい数値は書かずに、仕組みや流れをざっくりイメージしてもらいたいとき

これらに共通するのは、読み手の感情や状況が動く という点です。「自分に近い」「これは困る」と感じてもらえる場面があると、漫画としての力が発揮されます。

漫画に向かない内容(文章や表のほうが正確なもの)

一方で、次のような内容は、漫画よりも文章や表で説明したほうが確実です。

  • 細かい仕様表・スペック一覧 項目数が多く比較検討にも使われるため、表のほうが探しやすく、誤読も防げます
  • 価格表・料金プラン 数字は正確さが最優先です。漫画のセリフや吹き出しに金額を入れると、後から料金が変わったときの修正範囲も広くなります
  • 法的な説明・契約条件 言葉の正確さが必要な内容は、漫画の絵や省略された言い回しでは誤解を招きやすくなります
  • 手順が多いマニュアル的な内容 ステップ数が多い操作手順などは、漫画のコマ数に収まりにくく、文章や図解のほうが確認しやすくなります
  • 更新頻度が高い情報 価格改定や在庫状況など、頻繁に変わる情報を漫画に入れると、描き直しのたびに時間と費用がかかります

漫画と文章・表の役割分担

漫画と文章・表は、どちらか一方で説明を完結させるのではなく、役割を分けて使います。

漫画が向いている役割資料(文章・表)が向いている役割
役割興味を持たせる。場面をイメージさせる仕様・価格・手順を正確に伝える
読まれ方最初に流し読みされる必要な箇所だけ探して読まれる
更新のしやすさ描き直しに時間がかかる文章・表は比較的更新しやすい

たとえば営業資料なら、冒頭の数ページを漫画にして興味を持たせ、後半に仕様表や価格表を置く という組み合わせが考えられます。Webページなら、漫画で製品のイメージを伝え、その先の製品ページに仕様や価格を置く形です。

説明漫画によくある流れ(困りごと→出会い→解決)

商品・サービスを説明する漫画には、よく使われる流れがあります。一般的な型として知っておくと、自社の題材をどう組み立てるか考えやすくなります。

ACGWORLDSが公開している12ページの作例(架空のサービスを題材にしたデモで、顧客の実績ではありません)も、この流れに沿って組み立てられています。

企業向け漫画の12ページ作例より1ページ目。広告が読まれない「困りごと」の場面(架空のサービスを題材にACGWORLDSが制作したデモ)
企業向け漫画の12ページ作例より1ページ目。広告が読まれない「困りごと」の場面(架空のサービスを題材にACGWORLDSが制作したデモ)
企業向け漫画の12ページ作例より12ページ目。解決後の場面(架空のサービスを題材にACGWORLDSが制作したデモ)
企業向け漫画の12ページ作例より12ページ目。解決後の場面(架空のサービスを題材にACGWORLDSが制作したデモ)

この作例がどのように作られたかは、企業向け漫画ができるまでで紹介しています。

掲載先別の形とページ数の目安

同じ内容でも、掲載先によって向いている形とページ数は変わります。

ページ数の目安の考え方

  • 1ページ ひとつの場面、ひとつのメッセージ。SNS投稿や資料の1ページ、パンフレットの表紙などに向きます
  • 2〜4ページ 困りごとから解決までの最小限の流れを描く
  • 8〜12ページ 複数の利用シーンや、登場人物の変化まで描く

掲載先ごとに確認すること

掲載先向いている形確認すること
営業資料に差し込む資料の冒頭や導入部に数ページ資料全体のトーンや書式に合わせる
展示会で配るパンフレット印刷を前提にした構成入稿データ(解像度・色の指定)を誰が用意するか
Webページページごとの画像を並べる画像の重さ、スマートフォンでの読みやすさ
SNS1ページ〜数ページプラットフォームごとの画像サイズと文字の大きさ

制作会社に渡す資料

漫画にする内容を伝えるとき、次の資料をまとめて渡すと話が早く進みます。

  • 既存の営業資料・商品説明資料 漫画に入れる事実(仕様・価格・手順)の正式な値はここから取ります
  • 商品画像・ロゴ 作中で再現する対象。ブランドカラーの指定があれば一緒に
  • よくある質問(FAQ) 読み手が疑問に思いやすい点は、漫画のセリフに反映できます
  • 言ってはいけないこと 業界の規制、使えない表現、社内の言い回しの決まりなど
  • 競合名を出さないなどの指定 比較表現を使う場合の制約があれば伝えます
  • 実在の人物を登場させる場合の同意 社員や顧客をモデルにするなら、ご本人の同意は依頼する会社側で取得・確認します

制作全体の流れは、漫画制作の流れで詳しく説明しています。

事実確認で気をつけること

商品説明の漫画は、社外に出す広告物やそれに準じる資料として扱われることが多く、事実確認は通常の資料と同じ水準で行います。

  • 効果や数字は根拠があるものだけ 「成約率が上がった」「満足度◯%」といった効果の数字は、根拠となるデータがある場合だけ書きます。根拠を示せない数字は書きません
  • 比較表現も根拠が必要 「業界No.1」「他社より優れている」といった表現は、裏付けがないまま漫画のセリフに入れないよう注意します
  • 価格・仕様は最新の正式資料から 漫画のセリフや小道具に価格や仕様を入れる場合は、最新の正式な資料と照らし合わせます
  • 広告表示に関する法律は一般論として確認 景品表示法など、広告の表現に関わる法律は一般論として気にかけつつ、最終的な判断は法務・専門家に確認します

ACGWORLDSの場合

ACGWORLDS株式会社の企業向け漫画制作は、次の条件で商品説明・営業資料向けの漫画を制作します。

項目内容
料金・ページ数1〜12ページで基本料金100,000円(税別)。ページ数によって料金は変わりません
含まれる工程企画・ストーリー・キャラクターデザイン・作画・文字入れ・修正2回
含まれない工程印刷・製本、Webページの構築は含まれません
絵柄9種類。カラーと白黒は同額(アニメ(セル画)スタイルはカラーのみ)
納期ストーリーと全キャラクターの決定後、第1稿を最短3営業日でご提出(土日祝とお客様の確認期間は含みません)
修正第1稿の後2回まで基本料金に含みます。大幅なストーリー変更やキャラクター変更は追加費用をご相談する場合があります
権利商用利用可。著作権は入金確認時にお客様へ譲渡します
品質確認生成AIを制作工程に使い、担当スタッフが150項目で検品してからご提出します
資料の扱いお預かりした資料は制作目的の範囲で取り扱い、AIの学習には利用しません
支払いヒアリングシートの送信でご注文。注文時点で料金は発生せず、完成内容にご納得いただいた後に請求書を発行します(納品月の翌月末まで)

パンフレットなど印刷して配る場合は、印刷・製本は基本料金に含まれないため、印刷会社の手配や入稿データの確認は別途ご相談ください。依頼の流れはヒアリングシートから始まります。

まとめ

よくある質問

商品説明を漫画にするとき、どんな内容が向いていますか?

困りごとから解決までの流れや、使っている場面など、状況や感情が動く内容が向いています。読み手が「自分に近い」と感じる場面を描くと、興味を持ってもらいやすくなります。

商品説明の漫画に向かない内容は何ですか?

細かい仕様表や価格表、法的な説明のように正確な数字や言葉が必要な内容は、漫画よりも文章や表のほうが確実に伝わります。更新頻度が高い情報も、漫画にすると差し替えの手間がかかります。

商品PR漫画は何ページくらいが目安ですか?

伝えたい場面の数と掲載先で決めます。例えば、ひとつのメッセージなら1ページ、困りごとから解決までの最小限の流れなら2〜4ページ、複数の利用シーンや登場人物の変化まで描くなら8〜12ページ、といった分け方があります。

営業資料や展示会用の漫画パンフレットを作るとき、何を制作会社に渡せばいいですか?

既存の営業資料や商品画像、ロゴ、よくある質問、言ってはいけないことをまとめて渡すと話が早く進みます。展示会で配る場合は、印刷用の入稿データを誰が用意するかも確認しておきます。

マンガでの商品説明はACGWORLDSにいくらで頼めますか?

ACGWORLDSでは1〜12ページを基本料金100,000円(税別)で制作します。企画・ストーリー・キャラクターデザイン・作画・文字入れ・修正2回までを含み、印刷・製本やWebページの構築は含みません。完成内容にご納得いただいた後にご請求します。

この記事の著者

ACGWORLDS株式会社

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